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わが家がホットクックを買ったのは、在宅ワークを始めた年の春でした。機種はシャープのヘルシオ ホットクック KN-HW24G(2.4Lタイプ)。もう2年以上使っていて、今もよく登場しています。
正直に言うと、買う前にいちばん引っかかっていたのは値段でした。わが家が買ったときは6万円ほど。決して安い買い物ではないので、「これ、うちで使いこなせるんだろうか」と何度も考えました。結局使わなくなって、置き場所だけ取る家電になったらどうしよう、と。
この記事は、その心配が2年経ってどうなったかの記録です。スペックの紹介ではなく、5人家族の家で実際にどう使っているか、良かったところも微妙だったところも書きます。
夕方に、何が起きていたか
在宅で働くようになって、いちばん回らなくなったのが夕方でした。
夕食を作りはじめると、その間ずっと火のそばを離れられません。でも同じ時間帯に、洗濯物は溜まっているし、子どものお迎えの時間も来る。鍋を見ている自分と、他のことをしたい自分が、毎日競合していました。
足りなかったのは料理の腕ではなく、同じ時間に別のことができないことだったと思います。
使ってみて、いちばん変わったこと

いちばん変わったのは、火のそばにいる時間がなくなったことでした。
イメージとしては、炊飯器のボタンを押す感覚に近いです。お米を入れてスイッチを押せば、あとは時間になれば勝手に炊き上がる。あれと同じで、食材を入れて「カレー」とセットすれば、あとは出来上がりを待つだけになります。わが家でよく作るカレーは、45分ほどの設定で作っています。
その45分の間に、洗濯物を畳んでいます。子どものお迎えに出ていることもあります。料理をしている時間が、そのまま別の家事の時間になったという感覚です。
味の面でも助かっています。カレーや煮込み料理は、鍋で作っていたときよりおいしくできるようになりました。
さらに、メニューによっては予約調理もできます。「18時に出来上がる」ようにセットできるので、朝のうちに仕込んでおいて、夜に完成させることも可能です。帰ってきたら出来ている、という日を作れるのは大きいです。
夏場の予約調理を心配される方もいると思います。メーカーは、出来上がりの時間から逆算して加熱するしくみだと説明しています。ただし予約調理に対応するメニューや使える食材には条件があるので、購入前に公式の注意事項を確認してみてください。わが家では夏も予約調理を使っています。
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【シャープ ヘルシオ ホットクック 2.4Lを楽天市場で見る】得意なもの、微妙だったもの
良いところだけ書いても参考にならないと思うので、正直なところを書きます。
助かっているもの
- カレー・煮込み料理:鍋で作るよりおいしくなりました
- ゆで卵:地味ですが、火のそばにいなくていいので楽です。簡単な料理ほど恩恵があると感じています
- 2品同時:うちの機種では、上で蒸し物をしながら下で別のものを作れます(できるかどうかは機種によります)
微妙だったもの
- 物によっては洗い物が増えます。鍋ひとつで済んでいたものが、部品を洗うぶん手間になることがあります
- 麺類は、伸び気味になることがありました。ただしこれは、分量を欲張って適当にした時がほとんどです。素直に規定量で作れば起きにくい失敗でした
- 場所を取ります。これは後述しますが、置き場所を先に決めておかないと困ることになりそうです
短所を並べましたが、どれも「使うのをやめる理由」にはなっていません。ただ、知らずに買うと戸惑うと思うので書いておきます。
置き場所は、買う前に決めたほうがいい
わが家は意外と収まりました。ただ、どう置くかはかなり考えました。
サイズがあるので、「空いているところに置く」ではなく「置き場所を作る」に近い作業になります。ここを曖昧にしたまま買うと、キッチンのどこかに仮置きされたまま、出し入れが面倒で使わなくなる——という流れは容易に想像できます。
これは以前、整理収納のプロに家を丸ごと頼んだときに教わったことと、まったく同じでした。置き場所が決まっていないものは、積み上がる。 家電も例外ではありません。
買う前にやることは1つです。その場所を、先に空けられるか確かめること。
高いと感じるなら、買う前に借りるという手もある
私は買いました。でも、当時いちばん不安だったのが「使いこなせるか」だったことを考えると、先に借りて確かめる方法があると知っていたら、それも検討したと思います。
家電レンタルを使えば、置き場所に収まるか、実際にどのくらいの頻度で使うかを、買う前に確かめられます。私自身はレンタルを利用したことがないので使用感は書けませんが、「置き場所と使用頻度が不安」という私と同じ引っかかり方をしている方には、選択肢として知っておく価値があると思います。
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【家電を買う前に、レンタルで試すという選択肢】「作る」以外の時短:献立を考えない日をつくる
ホットクックで減ったのは調理の時間でしたが、実はもうひとつ、地味に重い作業が残っていました。献立を考えることです。
以前、ミールキットのお試しを1回だけ利用したことがあります。届いたのはビビンバのようなメニューで、食材が全部切ってある状態でした。やることは炒めるだけ。すごくおいしかったのと、「これは楽だな」と思ったのを覚えています。
継続して使っているわけではないので「毎日これで回せます」とは書けません。ただ、考える・買う・切るがまとめて消えるという体験は、ホットクックで火のそばを離れられたときの感覚と、かなり近いものがありました。
はじめて試すなら、おためしセットが入口になります。単品で買うより、どんなものが届くかを一度に確かめられます。
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【Oisixのおためしセットを見る】みくらべる|買う・借りる・頼む
夕方の時間を空けたいとき、選択肢は3つあります。
| 買う | 借りる | 宅配に頼る | |
|---|---|---|---|
| 向いている人 | 毎日のように使う見込みがある | 置き場所と使用頻度を先に確かめたい | 作る時間より「考える時間」を減らしたい |
| 手に入るもの | 火のそばを離れられる時間 | 試してから決められる安心 | 献立と、切ってある食材 |
| 気になる点 | 置き場所を先に決める必要がある | 期間が終われば返す | 続けるかどうかの判断が要る |
| 費用の目安 | わが家は6万円ほど(時期・機種で変わります) | 公式ページに記載 | 公式ページに記載 |
わが家が選んだのは「買う」でした。日常的に使う見込みがあったからです。
ただ、当時の私がいちばん不安だったのは値段ではなく「使いこなせるか」だったので、もし同じところで止まっているなら、先に借りて確かめるのは合理的だと思います。
まとめ
- 買う前の不安は値段より「使いこなせるか」だった。2年以上たった今も、よく使っている
- いちばん変わったのは、火のそばにいる時間がなくなったこと。その時間が別の家事になった
- カレー・煮込みはおいしくなった。ゆで卵のような簡単なものほど恩恵がある
- 微妙な点もある。洗い物が増えるものがあり、場所は取る
- 置き場所は、買う前に決めておく。決まっていないものは積み上がる
家電を1台入れると、家の中の何かが動きます。だから置き場所の話は、収納の話とつながっています。家全体の視界と動線を整えた話はこちらの記事に書いています。

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